先々週の酸素カプセルのメカニズムに引き続き、
今日は酸素カプセルとドーピングについての解説です!
一時期酸素カプセルはドーピング違反になるとの噂がでたことがありました。
結論を先に言っておくと、
これはあくまで噂で酸素カプセルの使用はドーピングにはなりません!
このような噂が出回った背景には、
2008年北京五輪を前に日本アンチ・ドーピング機構が
酸素カプセルはドーピング違反の恐れを指摘し、
北京五輪を前に日本選手団へ使用自粛を求めた。
これは、世界アンチドーピング機関(WADA)の規約の中に
「酸素摂取や酸素運搬、酸素供給を人為的に促進すること」
という禁止項目があるため、このような措置を取ったのだが・・・
世界アンチドーピング機関の言う
「酸素摂取や酸素運搬、酸素供給を人為的に促進すること」
というのは、血中の酸素運搬能力強化のための赤血球製剤の投与や
過フルオロ化合物、エファプロキシラール等の摂取によるものを指します。
ドーピングとは薬物などによって、
競技者の選手の能力を120%、130%に上げようとすることで、
酸素カプセルは、本人の体を100%の状態に近づけるためにサポートする器械です。
世界反ドーピング機関(WADA)でも、
ドーピング違反にあたるかどうかで論議を呼んだ「酸素カプセル」類全般について、
使用は違反にならないとの見解をまとめ、
「補足的な酸素の使用は禁止しない」との趣旨の条項を新たに盛り込まれた。
「治療や回復には大変有効である一方で、選手の競技力の向上にはつながらない」
と判断したとか・・・
酸素カプセルの使用についてドーピングだという噂がたつということは、
それだけ酸素カプセルの体に及ぼすプラスの効果があるということなのだと思っています。
酸素カプセルの効果については、
まだ科学的な根拠は少なく立証されていない部分が多いのです。
しかし、多くのアスリートが利用し、効果を体感しているとの記述を多く目にします。
これが何よりの証明なのではないかと思います。
~追記~
酸素カプセルを1回利用して効果を実感する人は多くはありません。
酸素カプセルは1回利用することで劇的な効果が現れるものではありません。
週に1回~2回程度定期的にご利用されることで
「疲れがたまりにくい」
「筋肉痛が早くとれた」
「治療効果がいつもより長続きする」
など効果を実感される声が聞かれます。
『1度で効果がない』とやめるのではなく
数回続けて利用されることを、お奨めしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿