こんにちは
今日も暖かい
桜が咲き始めてますが
満開も早そうです
そして散るのも早そうですね
昨日、夜
袴田事件といわれる1966年に起こった事件で
当時容疑者として昨日までずっと収監されていた
袴田さんが釈放されました
冤罪の可能性が高いということで
再審請求が約45年後に認められました
死刑囚としての拘束期間はギネス記録にも認定されるほど長く
その長い長い月日は
ご本人にどのような変化をもたらしたのか
とても言い表せれるものではありません
自分が生まれる前に起こった事件で
自分が重ねてきた年月より長い期間
隔絶された場所で
そんな場所でもきっと心の通った方たちも居た中
その誰もが先に何らかの形でいなくなって
それでも尚そこに留まることが変わらない
極刑を待つ身で
何を考えていたのか
書いているだけでも涙が出そうになります
自分がもし今から45年後に
いきなり時代を飛ばされたら
まともに生活出来るのか?
科学捜査など無かった時代
自白という不確定な部分に頼った判断は
沢山の誤解が生まれてもおかしくない
だからといって何もしないわけにもいかない
正しいこと、正しかったことも沢山あったはず
強大な権力機構においては
何かを変えることはとても難しく
走り出している列車を止めることは
誰にも叶わないことなのかもしれません
しかし、
それだからこそ
もっと慎重に予断を持たずに扱ってほしいと願うばかりです
その権力は人生を狂わせることになる
失われた時間は決して取り戻せない
78歳という年齢は
30歳とは全然違う
一説に言われる
取調べは過酷をきわめ、炎天下で平均12時間、
最長17時間にも及び
さらに取調べ室に便器を持ち込み、取調官の前で垂れ流しにさせる等もあったとか
睡眠時も酒浸りの泥酔者の隣の部屋にわざと収容させ、
その泥酔者にわざと大声を上げさせる等して
一切の安眠もさせなかった。
そして勾留期限がせまってくると取調べはさらに過酷をきわめ
朝、昼、深夜問わず、
2、3人がかりで棍棒で殴る蹴るの取調べになっていき、
袴田は勾留期限3日前に自供した。
という話
これが真実であれば、
明らかに非人道的でどのような言葉も詭弁にしかならない
苦痛や時間は取り戻せない
そんな事はわかっているのに
いまだに正式に謝罪もしないのはいかがなものでしょうか?
腹立たしいとしか言いようがないですが
袴田さんには
まずはゆっくりしていただきたい
とそう思います
どのような経緯になるか
注目してみたいと思います
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