こんにちは
イスラム国による人質身代金要求事件の被害者の一人
湯川遥菜さんが殺害されたという写真情報が
もう一人の人質である
後藤健二さんの写真とともに
ネットに流されましたね
ことの信憑性については確認しようがないようですが
この情報を否定する材料がないようなので
殺害されたとみるのが政府見解のようです
ISISによる暴挙がまた一つ増えました
これに一番腹を立てているのは
きっとイスラム教徒の方々だと思います
イスラム教徒の人数は一説には15.7億人
世界人口の1/4弱に相当する人数
その中でISISの統治下にいる人数は800万人と言われています
800万人という数はとても多く
一個の集団として十分な人数ですが
そこにいる方全てがイスラム教徒だとしても
全体からみれば1%にも満たない人数で
しかも800万人の中の過激な戦闘員の数を考えれば
ごくごく少数
しかし、この少数の暴挙のおかげで
イスラム教に対する印象はとても悪いものになっていると思います
本来イスラム教は万人は民族を越えて平等である
との教えがあるのに
それに全く相反している行動をもってイスラムの名を使われているのは
イスラム教徒の方々からすれば
本当に避けてもらいたいことだと思います
人間の印象はどうしても飛び抜けたものにいってしまいます
個人を見ればそうではないものでも
大きく勝手に見て判断してしまう事が多く
さらに最近の流れで行けば
その大きな偏見を自分だけでなく他人まで巻き込んで
敵味方を区別して
YES or NOの世界へと進んでいます
それ自体が知恵足らずの行為に思えますが
ある種インパクトを残すのは
小集団の方が有効的なので
15億人の中の数万人によって植え付けられたイメージは
なかなかに取り去りがたいものになっていく可能性を強く感じます
誰もが物事の本質を見抜く事は出来ないので
その小さな集団によって付けられたイメージを
全体像と受け取ってしまう側面もあると思いますが
イスラムという言葉で判断せずに
この暴挙を行なった個人または集団に対して
抗議して行けたらと思います
ヨルダン政府に寄せられた課題は大きすぎると思いますが
後藤さんの無事の帰国を祈りたいと思います
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