今日は一日
実のところ、ここ数日
不思議と落ち着かない
意識と無意識の両方で
今日のことを意識しているからだと思います
どうしたって、どこにいたって
関心があるにしろ
関心がないにしろ
どうしても意識する
1年たった3月11日
現地に行ったことはない自分自身でも
映像を見るだけで
まだまだだと
ある人が言うように
始まってない
そういう感が非常に強いです
始まってない=終わっていないとは思いません
始まったとしても
終わることなんてない
阪神大震災を受けた自分は
震災が起こって17年経っていても終わったなんて思えないから
被害や復興とは別の次元で
終わっていない
ただ、
終わっていないから始められない
というのも、全然意味が違う
この終わりと始まりは同じ物語ではないので
終わってないけど始めないといけない
阪神大震災の7年後
たまたま神戸長田区で働く機会がありました
駅は綺麗になっていたけど
駅からでた北側は
まだまだ空地だらけで
仮設が立ち
患者さんからは、区画整理がこれから始まる
という言葉を聞いた
それまで、
西宮や尼崎などで働いていた自分にとって
復興はほぼ済んでいると
思っていたので
かなりの衝撃でした
そう思えば
まだ始まっていない現地の
器の復興は時間がかかる
時間がかかれば
身体や心が重く深くなる
重さが軽くなることはなかなかない
重さは、どんどん重くなる
でも、人は強くもなる
強さと重さが
拮抗しながらバランスをとりながら
進んでいく
重くなる荷物を一緒に持ってあげないといけない
荷物をもてる両手が空いているなら
ミュージシャンなら音楽で
芸術家なら芸術で
学者なら学問で
政治家なら政治で
治療家なら治療で
それぞれの持ち場で
やれることをやれるだけ
出来る限りやっていくしかない
そう思います
あまりサイト内に書くブログ内容ではない
そう思いますが、
1年を迎えて思うこと
その一端でけでも
書き記しときたかったので
これからが本当にきつい
日常が戻ってきつつある時が
一番きつい
応援して
一緒に想っていきたい
次の一年も風化させない
同じ境遇になったことのある地域だからこそ
強く思います
進む未来が
あの日から続く
希望の道になり続けて欲しい
0 件のコメント:
コメントを投稿